こどもの時間の使い方と教育投資に関する日米中の比較研究

掲載月日

2020年05月01日

概要

Chinese Journal of Sociology (Sage Publication)から、日本・中国・米国のこどもの時間の使い方に関する比較研究を国際共同研究を出版しました。分析の結果、日米中において、宿題時間は数学の学力を引き上げていること、日本の中学2年生の宿題時間は、同じ年代の米中の子どもに比べて短いこと、中国では宿題時間は子どもの年齢に従い大きく上昇するが、日本ではその傾向は小さいことなどがわかりました。中村亮介(福岡大学)、山下絢(日本女子大学)、赤林英夫(慶應義塾大学)、田村輝之(京都経済短期大学)、周扬(北京大学)による共著です。

書誌情報
Akabayashi, Hideo, Kayo Nozaki, Shiho Yukawa, and Wangyang Li. 2020. “Gender Differences in Educational Outcomes and the Effect of Family Background: A Comparative Perspective from East Asia.” Chinese Journal of Sociology 6 (2): 315–35.

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